カイロプラクティック療法を中心とした(有)小林カイロ院
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カイロプラクティック療法
Kobayashi  Chiropractic Clinic
(有)小林カイロ院
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徒手医学、身体技術、健康理学、様々な角度から人間を研究する
小林昌彦BCSc.のコラムです。


COLUMN-15 About Chiropractic Education

Manualmedicine
カイロプラクティックってなんだ?という方へ

カイロプラクティックは医学です
  (c)2012

                           やぎやま徒手医学研究所 小林昌彦 BCSc.

カイロプラクティックは日本に広まったと言える。
多くの人が「あ〜ボキボキするの?」とか「ん?マッサージ?」という反応を示すということは、全く知らないわけではない・・・ということのようだ。
だが、それは正確ではない。
いったい何のためにボキボキするのか?
何を、どうやって治しているのか?
多くの治療者自身が全く分かってないからである。
骨がズレている・・・という大きな誤解が、カイロプラクティックの医学としての発展を妨げているように思えてならない。(→コラム『骨はズレない!』参照)

日本国内においてカイロプラクティックの看板が3万件あると言われている。
その一方でカイロプラクティックの大学教育を受けた人間は、国内にわずか600人程度しかいない。
(ここ数年で、日本国内のカイロプラクティック大学が3校ほど運営されており、正規の教育を受けたカイロプラクターが増えている傾向にあるが…)
ということは、日本国中のカイロプラクティックの98%が正体不明ということなのだ。彼らは医学教育を受けていない。
ちまたでよく耳にする『カイロ・整体の講習会』というのが、短いと3日、長くても半年程度で「あなたも開業できますよ」といううたい文句でニセモノ・カイロプラクターやニセ整体師を量産しているわけだ。
アメリカやオーストラリアでは正規の医学教育として、カイロプラクティックカレッジ、カイロプラクティック学科が大学に設置してあり、診断権のある職業として確立している。
医学教育というのは検査→診断→治療というプロセスと方法論であって、技術ではない。
ここで注意していただきたいのは「ここの骨がズレてますよ」というのは診断ではないということ。
ちまたにあふれかえっているニセ・カイロプラクターやニセ整体師は『ズレている』と言ってはバキバキやっている、あるいは『ソフトがモットーです』と言ってはモミモミしているだけで、とても診断→治療とはかけ離れている。
バキバキやモミモミは技術であって医学ではない。
この現状がカイロプラクティックに対する誤解をどんどん深めているように思う。

もう一度言いますが、カイロプラクティックは医学です。


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